兵器

ANF

新憲法と非核三原則に基づき、ノイエ・ジパングは有事に備えて核兵器を保有することが出来ない。

しかし、冷戦体制下、首都がソ連と近接するノイエ・ジパングにおいて、対核戦争防衛構想は避けられない問題であり、ここにANF(Anti-Nuclear Fighter/対核戦闘機)開発構想が持ち上がる。

ANFには、NEV(Nuclear Explosion Vanisher/核爆発消滅器)が搭載されるが、この小型化が容易ではなく、試作機では戦闘機への搭載は見送られ、要塞として新首都機能の一部に加えられた。

冷戦体制崩壊後は、陸海空の自衛隊の機能をANFに集約させた、MF(Multi Fighter)開発が進み、ノイエ・ジパングの軍備縮小が推し進められることとなる。

紫熊特機

X-00 TOMATO(トマト)
  • 武装
    NEV搭載フィールド発生装置
  • 乗員
    不明
  • 解説
    五稜郭の形をしたANF試作機。
    NEVの小型化を断念し、要塞に搭載したため、ANFといってもその意味は、対核要塞(Anti-Nuclear Fortress)ということになる。
    新首都として整備が進められた計画都市・篷都の一機能として配備されたため、TOMATOと呼ばれるようになる。
    底面には反重力装置を搭載し、要塞全体を浮上させることも出来るが、莫大なエネルギーを消費するためNEVとの併用は出来ない。
    また、NEVの発動には選ばれた男女一組(蔵星雄貴・東雲葵)が必要とされているが、その意味は最高機密であり謎に包まれている。

MF以降の兵器

蔵星重工(紫熊特機と共同開発)

KMF-CL1 CLUSTER(クラスター)
  • 武装
    NEV搭載ロックオンレーザー砲
  • 乗員
    2名
  • 解説
    MF自衛隊向けに開発されたMF試作機であるが、搭載されているNEVはTOMATOと同様の構造であり、その発動には選ばれた男女一組を必要とするため、事実上の上総進・蔵星レミ専用機である(蔵星雄貴・葵ペアでも発動するが劣る)。
    大気圏外での戦闘をも視野に入れた機体設計になっており、そのフォルムは既存の戦闘機とは一線を画す。
    極めて命中精度の高いレーザー砲は『レイフォース』のロックオンレーザーと考えればわかりやすいだろう。
    第1章以降はこの機を軸に物語が進行する、いわゆる主役メカである。
KMF-CL2 CLUSTER2(クラスター2)
  • 武装
    NEV搭載ロックオンレーザー砲
  • 乗員
    2名
  • 解説
    新開発の機体にクラスターのソフトウェアとNEVを移植したもので、上総進・蔵星レミ専用のMFである。
    大気圏外での戦闘と、戦闘を重ね進化するソフトウェアとNEVに対応すべく全面的に強化した機体だが、武装にはさほど変化はない。
    第2章で登場予定。
KMF-CL3 CLUSTER3(クラスター3)
  • 武装
    NEV搭載ロックオンレーザー砲
  • 乗員
    2名
  • 解説
    新開発の機体にクラスター2のソフトウェアとNEVを移植したもので、上総進・蔵星レミ専用のMFである。
    後発のMFに対抗するべく火力と装甲を大幅に増強。
    また、クラスター2で収集したデータを反映させて大気圏外での戦闘に完全対応し、唯一の宇宙戦闘機となっている(本編で活かせる機会があるといいが…)。
    第3章で登場予定。

蔵星重工(北米支社)

KMF-BU1 BUSTER(バスター)
  • 武装
    NEV搭載ホーミングレーザー砲、空対空NEVミサイル
  • 乗員
    1名
  • 解説
    MF化されたアメリカ空軍向けに開発されたMF試作機。
    状況に合わせてステルス性を変化させる変形機構を持つ黒い機体である。
    核兵器に直接撃ち込むNEVミサイルを試験的に装備しているが、対MF戦においてどれほどの効果があるかは未知数である。
    第3章で槇島龍兵がこの機を奪い北米支社を脱出、成田を襲撃する。

近藤造船(蔵星重工と共同開発)

KDM-01 MORNINGSTAR(モーニングスター)
  • 武装
    NEV搭載モーニングスター砲
  • 乗員
    2名
  • 解説
    独自の研究開発による光学迷彩を施した装甲と、とげのある球状に撃ち出すNEV弾が特徴的な、ホバークラフト型の特殊なMFである。
    水上・陸上・空中(特に低空)での幅広い運用が可能で、光学迷彩による敵の眼を欺く隠密行動を得意とする個性的な機体である。
    蔵星重工はNEV開発に協力している。
    第1章で鈴木理愛の乗る大型爆撃機の急襲に試作機がスクランブル発進し善戦する。

佐倉エアロ社(ドイツ支社)

SAM-Z1 ZWEIHANDER(ツヴァイハンダー)
  • 武装
    DUAL-NEV搭載サンダーレーザー砲
  • 乗員
    1名
  • 解説
    欧米諸外国のMF化空軍向けに開発された量産型のMFである。
    軍縮を考慮して2機分の火力を誇るDUAL-NEVを搭載しているが、その分運動性能は若干劣っている。
    ステルス性を向上させた鋭角的なフォルムが特徴的な黒い機体で、一見バスターと区別が付きにくい。
    複雑多様化した火器管制をひとりで制御するため、高度なシステムで補ってもパイロットへの負担は大きいのが運用面での難点である。
    第3章で米軍横田基地に逆輸入された機が登場する。

鈴木重工

STA-DD1 DANDELION(ダンディライオン)
  • 武装
    NEVTA搭載120mm滑空砲x1、12.7mm重機関銃、7.62mm機関銃、短距離地対空誘導弾または対船艇対戦車誘導弾発射装置x2
  • 乗員
    3名
  • 解説
    MF自衛隊に引き継がれた90式戦車に改良を加えANMBTとしたもの。
    自動装填装置に戦車用に改良されたNEVが搭載され、実弾とNEV弾を切り替えて発射することが出来る。
    また、89式装甲戦闘車の後継機種が軍縮によって省略されたため、これに取って代わるべく砲塔には地対空ミサイルが追加されている。
    配備部隊によっては地対艦ミサイルが装備されている場合もある。
    第1章で鈴木柴人が搭乗するが、クラスターのNEVにあっけなく撃破される。
STV-CB1 CITY BOMBER(シティーボンバー)
  • 武装
    40mm自動擲弾銃x1
  • 乗員
    2名
  • 解説
    兵員輸送能力を省き、都心部での戦闘を想定して開発された小型の装輪装甲車である。
    そのためWAPCではなくWIFVに種別される。
    用途は73式小型トラック(ジープ)と似ているが、装甲が厚く乗員防護能力が高い。
    96式装輪装甲車と同等の自動擲弾銃を装備している。
    制式化は未定で、相原新菜が試作機を遊撃戦で乗り回す(登場章未定)。
STV-RF1 ROAD FIGHTER(ロードファイター)
  • 武装
    12.7mm重機関銃x1
  • 乗員
    2名
  • 解説
    シティーボンバーの武装を重機関銃に換装したもの。
STX-TT1 THINKTANK(シンクタンク)
  • 武装
    12.7mm重機関砲x1、短距離地対空誘導弾x2
  • 乗員
  • 解説
    自立型の人工知能を搭載した試作型無人空挺戦車。
    第1章で鈴木理愛の乗る大型爆撃機に多数積載されている。